不動産ニュース / 開発・分譲

2001/7/16

【編集部取材】積水化学工業、「環境報告2001」を発表

 積水化学工業(株)は16日、同社の環境へのさまざまな取り組みをまとめた「環境報告2001」の発表を行なった。

 同社住宅事業部(住宅カンパニー)では、2001年度事業理念に「地球環境にやさしく、60年以上安心して快適に住み続けることの出来る住まいの提供」を掲げ、ゼロエミッションを推進。今年9月には全生産部門において、また施工部門においても2002年度中にはゼロエミッションを達成すると発表した。
 また、「ライフサイクルを考えた住まいづくり」にも取り組んでおり、耐久性に優れた資材を利用した住宅の長寿命化の促進や、「光・熱複合ソーラーシステム」導入などによる生活エネルギーおよび二酸化炭素の削減を実施している。
 なお、「ISO14001」についてはすでに全生産工場で認証を取得しており、住宅総合研究所および全販売会社においても今年度中には取得を完了する計画。
 このほかにも、(1)自社ガイドラインを設定・実現させたシックハウスへの取り組み、(2)セキスイハイムの初期商品「M1」「MR」「MR New」を対象としたリフォームパッケージシステム「ハイムM1リフレッシュ」の提案、(3)既存ユニット再利用のための「URU(UNIT RE USE)プロジェクト」の開始など、今後もさまざまな環境活動を実施していくとしている。

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