不動産ニュース / 開発・分譲

2001/7/18

鹿島建設、インターネット活用の「e-Learning」で安全衛生遠隔教育

鹿島建設(株)は、建設現場での労働災害防止を目的に、業界で始めてIT技術を利用した「e-Learningプロジェクト」を導入する。

 「e-Learningプロジェクト」は同社が進めるIT化推進プロジェクト「KDNS(Kajima Digital Network Services)」の一環として実施するもので、「労働災害防止には効率的な安全衛生教育の実施が不可欠」と考える同社がコンテンツ開発を行なった。
 同プロジェクトは新入社員から現場管理者までの全社員を対象に行ない、職務グレードに対応した各内容の教育を実施する。
 グレードは初級・中級・上級と3部編成され、初級編では主に法令の基礎知識、 中級編では労働安全コンサルタントレベルの知識と計画性、上級編ではリスクマネジメントや現場幹部の役割とリーダーシップ等についての情報提供を行なう。
 なお、今後同社では建設業界や他産業のほか一般ユーザーにも情報提供を行ないうことで企業価値の向上を図るとともに、これらのノウハウを国家資格検定試験や業務に必要な協会団体の資格取得、技術教育等のナレッジマネジメントなどに展開していく方針。
 

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有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。