国土交通省総合政策局は7月31日、2001年6月分の「建設工事受注動態統計調査(大手50社調査)結果」を発表した。
これによると受注総額は1兆138億円で、対前年同月比▲13.0%と8ヵ月連続の減少となった。
国内は、公共工事、民間工事ともに減少、合計受注額は9,486億円で、対前年同月比▲9.1%と8ヵ月連続の減少となった。
民間工事は5,995億円、同▲10.7%で、こちらも10ヵ月連続の減少となった。そのうち製造業は同5.3%増と再び増加をみせたが、非製造業は同▲14.1%、14ヵ月連続の減少となった。
公共工事は2,926億円、同▲7.3%と2ヵ月連続の減少。うち地方機関では21.7%増と再び増加したが、国の機関は同▲36.2%で再び減少となった。
海外工事は653億円、同▲46.3%で3ヵ月連続の減少となった。
なお、この統計調査報告の概要は、国土交通省ホームページ、
http://www.mlit.go.jp/toukeijouhou/toukei-jouhou.html にて閲覧可能。