住友不動産ホーム(株)は、ツーバイフォー工法の自由設計二世帯住宅「Relier(ルリエ)」を首都圏・近畿圏および仙台地区で9月1日より販売開始する。
「Relier」はフランス語で「つなぐ」という意味で、同住宅は「つなぐもの」をテーマに家族・地域・地球環境のキーワードを建築家・柴田知彦氏と共同開発することより、新しい住まいへの提案を行なう。
具体的には、全開放サッシ採用で庭とつながる二世帯共有の空間「コンサバトリー」を設定し、多目的ルームとして提案する。
また、敷地と道を塀で区切る考え方をやめ、敷地の一部を歩道や緑地帯ににすることで景観のよい街並を創造、建物側には道行く人が愉しめる「ピクチャーウインド」や「緑の窓」等を配置するなど、家族はもとより地域の人々とも「つながる」ことを大切にしている。
なお、太陽光発電システムのほか、雨水浄化のための循環システムを採用し、トイレ洗浄水・洗車・ガーデニング・夏場の屋根散水など省エネルギーに役立てる。
また、料理研究家・松田美智子氏により考案された「家族みんなで使える、ひとまわり大きなオリジナルシステムキッチン」を設置し、家族のコミュニケーション作りの場を提供する。
本体工事費は坪(3.3平方メートル)あたり75.0万円より。これにより、同社では年間販売目標200棟を見込む。