不動産ニュース / 団体・グループ

2001/8/28

東京ビルヂング協会、「ビル経営動向調査」7月分の結果発表

 (社)東京ビルヂング協会は、会員154社を対象に行なった「ビル経営動向調査」(7月分)の調査結果をまとめた。

 それによると、東京23区における賃料水準(平均)の上限は28,187円/坪(対前回調査比▲189円/坪)と下落したものの、下限は17,500円/坪(同1,005円/坪)と上昇した。上限が最も下落したのは新宿区で、対前回調査比▲5,583/坪の30,417円/坪。下限が最も上昇したのは渋谷区で、対前回調査比1,722円/坪増の17,000円/坪であった。なお、賃料水準は下限が上昇しているものの全体では今年度初頭から下落傾向が続き、今後も「やや下落」するものと思われる。
 また、東京23区における平均空室率は前回調査時4.4%より0.3ポイント減少し、4.1%となった。このうち最も減少率が高かったのは渋谷区で、前回調査時2.9%より1.0ポイント減少し、1.9%となった。しかしながら、今後の空室率は一部地域で改善が期待できるものの、全体では「横ばい」または「やや増加」に転じると予想される。

 

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