不動産ニュース / 開発・分譲

2001/8/21

三菱地所、「定期借地権付きマンションへの意識調査」結果発表

 三菱地所(株)は21日、8月2日より販売開始した日本最大級の定期借地権付きマンション「パークハウス プレシア」(千葉県船橋市、総戸数325戸)の登録者615件(回答者は512件)を対象に「定期借地権付きマンションへの意識調査」行ない、その結果を発表した。

 それによると、購入の動機については「資産として評価するのではなく、51年間の利用価値として考える」「住宅購入費を抑え、趣味等の費用に充てたい」「低価格で広い専有面積の定期借地権付きマンションを購入し、余剰金で優々迩自適な老後を過ごしたい」など、いずれも定期借地権付き物件のメリットである「低価格で広い専有面積が購入可能」を挙げており、利点が高く評価されたことを示す結果となった。 
 なお、今回調査での持ち家(戸建て)からの買い替えは、全体の12%であった。
 また、立地等については「郊外の戸建てより、利便性の高い中心部のマンションに住みたい」など都心回帰の傾向も見られた。

 同マンションは若い女性から幅広く支持されている「アフタヌーンティー」との提携による物件であることから、同社では購入希望者の半数以上が30代と予想していたが、今回の購入希望者の約38%が50代であった。
 また、地価下落により分譲マンションの価格は低下しているものの、広くて安い定期借地権付きマンションの販売は依然として好調であることから、同社では今後も定期借地権付きマンションの供給に力を入れるとしている。

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