不動産ニュース / 開発・分譲

2001/8/22

清水建設、3社と共同で戸建住宅用免震装置開発新会社を設立

 清水建設(株)は、東京ベンチャーキャピタル(株)、中央三井キャピタル(株)、日本ベンチャーキャピタル(株)と共同で、戸建て住宅用免震装置などを開発・販売する新会社「アイディールブレーン(株)」(所在:東京都中央区、社長:佐藤孝典)を21日に設立した。

 新会社は、建設会社や住宅メーカーを対象に、社内使用にとどまっていた汎用性の高い技術商品の販売・技術開発の受託や販売を行なう。当面は、新たに同社が開発した戸建て住宅用免震装置、高層ビル用の制振装置、中高層ビル用の制震装置の3商品を販売する。
 なお戸建て住宅用免震装置ついては、2002年6月まで、開発協力を得た4社への限定販売となるが、それ以降はオープン販売となり、すでに10社への販売が決定しているという。
 また、新会社は、同社の事業家公募制度に基づいて設立されたもので、今年度は3000万円、3年後には30億円超の売り上げを見込み、5年後に株式公開をめざす予定。

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