(社)近畿圏不動産流通機構(通称:近畿レインズ)は、近畿圏における2001年7月の不動産流通市場の動向を発表した。
それによると、中古マンションの成約件数は764件(前年同月比13.5%増)、新規登録物件数は2,999件と前年同月と同じ数値を示した。また、成約物件平均価格は1,645万円(同▲8.2%)となり、1月ぶりに1,600万円台に値を戻した。
戸建住宅の成約件数は585件(同▲1.2%)で、前月比も22.7%下回った。新規登録物件数も4,075件(同▲1.2%)、前月比も同様に6.3%下回った。また、成約物件平均価格は2,422万円(同▲10.7%)、前月比7%の下落。新規登録物件の平均価格も同様に2,833万円(同▲2.2%)と、前月比1.1%の下落を見せた。
土地(100~200平方メートル)の成約件数は85件(同14.9%増)で前月比も4.9%と上昇したものの、平均価格は3ヵ月連続の減少となる2,446万円(同▲16.4%)で、前月比9%の下落となった。また、新規登録件数は732件(同9.2%増)、前月比0.7%の下落となり、平均価格は2,604万円(同▲14.7%)、前月比5%の下落となり、成約平均価格同様3ヵ月連続の減少となった。