不動産ニュース / 開発・分譲

2001/8/31

大京、「ゼロホルム合板」を開発、標準仕様に

 大京(株)は、シックハウス対策住宅推進機構(横浜市中区、理事長:後藤坂氏)の協力を受け、国産杉や国産松などを原料としたホルムアルデヒドをまったく揮発しない「ゼロホルム合板」を開発、今後すべての新築分譲マンションに標準仕様として採用すると決定した。

 「ゼロホルム合板」の開発は、「無垢フローリング」「織物クロス」などのメニュープランの導入や、自然素材を多用した「シックハウス対策マンション」(アレルギーフリー仕様マンション)の積極展開を行なっている同社が、これまで標準仕様としてきたJAS基準値でホルムアルデヒドの揮発量が少ない「Fc0合板」では、シックハウス対策には不十分であるとの考えによるもの。
 業界初の取り組みとなる杉・松などの国産木材を原料とした「ゼロホルム合板」の開発、標準仕様採用により、同社は今後、ホルムアルデヒドを完全に排除することができ、「アレルギーフリー仕様」のさらなる質向上が可能となったとしている。
 なお、「ゼロホルム合板」第1号マンションは、2002年竣工予定の「ライオンズヴィアーレ浮間公園」(東京都北区、総戸数52戸)で、現在建築中の新築マンションより標準仕様として採用する。

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