不動産ニュース / 開発・分譲

2001/10/2

穴吹工務店、資金調達に「アンダーライト方式」を導入

 (株)穴吹工務店は1日、マンション建設プロジェクトの資金調達に新方式の「アンダーライト方式(全額引受方式)のシンジケートローン」を導入すると発表した。

 「アンダーライト方式」は欧米で一般的なシンジケートローン(協調融資)の方式で、主幹事銀行が組成総額の全額を引き受けたうえで他の参加金融機関を招聘する。日本での活用事例はほとんどないが、同社では第一弾として「サーパス芦花公園」(東京都杉並区、総戸数55戸、2001年10月着工予定)の資金24億3,400万円を、富士銀行が主幹事のシンジケート団(富士・大垣共立・荘内・千葉興銀・愛知の5行)から調達する。
 同方式を活用することにより、同社では融資総額が確保されるとともに、主幹事となる有力銀行を媒介に融資実績のない地銀等との取引が実現するというメリットがある。
 なお、融資先の高率的かつ円滑な新規間口拡大が可能となることから、同社では有効な資金調達手法のひとつとして、今後の活用を検討するとしている。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。