不動産ニュース / 開発・分譲

2001/10/3

住友林業、14年3月期の業績予想を下方修正

 住友林業(株)は、5月の決算発表時に公表した平成14年3月中間期(平成13年4月1日~平成13年9月30日)および平成14年通期(平成13年4月1日~平成14年3月31日)の業績予想を下方修正した。

 今回の修正により平成14年3月中間期の連結業績予想は、売上高3,200億円(従来予想3,300億円)、経常利益15億円(従来予想35億円)、当期純利益0円(従来予想5億円)へと、平成14年通期は、売上高6,700億円(従来予想7,200億円)、経常利益100億円(従来予想180億円)、当期純利益40億円(従来予想90億円)へと修正された。
 単独業績予想は、売上高2,800億円(従来予想2,900億円)、経常利益15億円(従来予想25億円)、当期純利益5億円(従来予想0円)へと、平成14年通期は、売上高6,300億円(従来予想5,800億円)、経常利益75億円(従来予想140億円)、当期純利益35億円(従来予想65億円)修正された。
 修正の理由として同社は、中間期については、年間新設住宅着工戸数が当初の想定を1割以上落込む水準で推移していることをあげており、これを受けリフォーム事業を除く完工棟数や取扱高が減少、また木材建材事業においても需要の減退により、売上高が当初予想を下回る状況に陥ったためとしている。
 通期においても景況感の改善は見込めず、下期も中間期に引き続き、住宅受注の落込みを反映した完工棟数減少や、木材建材の需要低迷継続が想定され、売上高、経常利益、当期純利益とも当初予想を大幅に下回る見込みとなった、としている。

 なお同社は、10月1日付けで同社住宅本部東日本住宅事業部の高橋勉氏が埼玉スミリン建設(株)取締役社長に就任した人事異動につき、併せて発表している。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆