国土交通省総合政策局は10日、2001年8月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
これによると建設工事受注高は5兆3,786億円で、対前年同期比3.7%増加した。そのうち元請受注高は3兆5,944億円で、同2.1%増加し、下請受注高は1兆7,842億円で同7.2%増加となった。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は1兆7,681億円で、同6.7%増加となり、民間等からの受注高は1兆8,263億円で、同▲2.1%となった。
また、公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は、同4.6%増の1兆6,617億円。うち国の機関からは4,351億円と同44.4%の増加となり、地方機関からは1兆2,266億円で、同▲4.7%の減少となった。
民間等からの受注工事のうち土木工事および機会装置等の受注工事額(1件500万円以上の工事)は2,214億円、同9.2%増となった。建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の工事)の受注額は4,290億円で、同9.6%増となった。
なお、この統計調査報告の概要は、
国土交通省ホームページ、http://www.mlit.go.jp/toukeijouhou/toukei-jouhou.html にて閲覧可能。