不動産ニュース / 調査・統計データ

2001/10/16

東京都、8月期の「新設住宅着工統計」発表

 東京都住宅局は、平成13年8月期の「新設住宅着工統計」を発表した。

 それによると、8月の東京都内における新設住宅の着工戸数は対前年同月比21.8%増の18,183戸と大幅な増加となった。
 利用関係別では、「持家」は1,890戸(対前年同月比▲18.4%)で7ヵ月連続の2桁台の減少。このうち公的資金分は18ヵ月連続の減少の233戸(同▲53.3%)で、民間資金分は1,589戸(同▲9.3%)で5ヵ月連続の減少となった。
 一方、「貸家」は8,025戸(同57.6%増)で7年ぶりに8,000戸を上回った。このうち公的資金分は2,838戸(同346.2%増)の大幅な増加となり、民間資金分は5,001戸(同16.3%増)の増加であった。
 「分譲住宅」も2ヵ月ぶりの増加で月間着工戸数としては最大の8,215戸(同12.8%増)となった。このうち公的資金分は2,361戸(同93.7%増)で4ヵ月連続の増加であるが、民間資金分は5,829戸(同▲2.6%)で3ヵ月連続の減少となった。
 また、分譲住宅の約80%を占める「マンション」は6,487戸(同17.3%)と2ヵ月ぶりに増加し、昨年11月以来の6,000戸超となった。「戸建て住宅」は1,685戸(同▲0.4%)で減少に転じた。

 なお、地域別では都心3区(中央区・千代田区・港区)で1,228戸(同▲1.4%)と減少したが、区部では13,373戸(同20.8%増)、多摩部では4,719戸(同23.4%増)と大幅に増加した。

※東京都住宅局では、詳細データをホームページ上で公開している。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。