(社)全国宅地建物取引業協会連合会の藤田和男会長は、18日に「銀行法等の一部を改正する法案」が衆議院を通過したことを受け、「同法案は、普通銀行等に対して不動産仲介業務を認めないことを法定化する等、我々業界にとって非常に重要な法案であり、衆院通過により成立の見通しがついたことは喜ばしい。金融機関の不動産仲介業の参入が認めれることになると、その知名度や、豊富な資金量、情報量等の圧倒的有利な諸条件により、当会会員業者にとっては死活問題となることは必至。そのためこれまで組織をあげて参入阻止に向け反対活動を展開しており、当会としては業界存続のためにも、同法案の早期成立を必ず実現させなければならず、引き続き参議院においても早期成立を強く望む」とコメントを発表した。