積水化学工業(株)は18日、「太陽光発電システム塔載住宅」の累積受注棟数が、9月末までに11,000棟を突破したと発表した。
同社の太陽光発電システム塔載住宅の販売は、1997年に国が「太陽光発電導入基盤事業」をスタートさせたことに呼応し、「ハイム・パルフェ21」に太陽光発電システムをオプションで塔載したのが始まり。1999年度に「進パルフェEX」で標準搭載したことで普及に拍車がかかり、年々受注棟数を伸ばしてきた。
なお、太陽光発電システム搭載住宅の受注が、1万棟を突破したのは、大手住宅メーカーにおいては同社が初めて。
また同社は、同社が同システムを塔載したことにより削減したCO2の量は、ゴルフ場約28ヵ所分(ゴルフ場1ヵ所当たりの面積は1k平方メートルとして計算)に相当すると発表しており、今後もさらなる環境活動への貢献に力を入れていく方針。