不動産総合情報サービスのアットホーム(株)が17日に発表した、首都圏における9月期の賃貸物件の市場動向は以下の通り。
同社への賃貸物件登録数は、居住用が45,733件で前年同月比1.8%増と4ヵ月連続のプラスとなり、事業用は7,569件で前年同月比は7ヵ月連続プラスとなる6.3%増となった。
物件登録賃料は、1平方メートルあたりの平均でマンションが2,440円(前月比▲0.8%、前年同月比▲2.0%)、アパートは2,030円(前月比0.5%増、前年同月比▲1.0%)。登録賃料の1戸あたりの首都圏平均は、マンションが10.96万円(前月比▲1.5%、前年同月比▲0.6%)、アパートは6.77万円(前月比▲0.9%、前年同月比▲0.1%)となった。
居住用物件成約数は12,037件で、前年同月比は▲1.4%と減少したものの9月としては過去2番目の高水準となった。ファミリータイプはマンション・アパートともに成約が伸び、カップル向けのアパートも好調である。
また物件成約賃料の1平方メートルあたりの首都圏平均は、マンションが2,550円(前年同月比変動なし)、アパートは2,090円(同▲1.9%)。1戸あたりでは、マンションが10.51万円(前年同月比1.7%増)、アパートは6.85万円(同0.9%増)となった。