住宅金融公庫は23日、「平成13年9月 全国住宅市場調査結果」を発表した。
同調査は全国の住宅建築請負企業および不動産企業・仲介企業4,598社を対象に、注文住宅、賃貸住宅、分譲住宅、中古住宅、リフォームの各市場動向についてアンケート調査を実施したもので、調査期間は平成13年9月5日~9月10日、回収件数は2,569件(回答率55.9%)。
それによると、注文住宅の受注状況判断D.I.は前回調査(平成13年7月~9月実績)▲48.4%ポイントに対し今回調査(7~9月実績)では▲48.3%ポイントとなり、マイナス傾向が続いている。また、今後の見通しについては10~12月▲46.4%ポイント、1~3月▲49.7%ポイントといずれも前年同月を下回って推移する見通し。
また、新築マンションの成約状況判断D.I.の今回調査は▲32.6%ポイントで、前回調査▲25.6%ポイントに対しマイナス幅は拡大している。
一方、建売住宅の成約状況判断D.I.の今回調査は▲36 .7%ポイントで、前回調査▲30.0%ポイントに比べマイナス幅が拡大し、今後の見通しについても新築マンション・建売住宅ともにマイナス基調が続くものと予想される。
なお、住宅金融公庫ではホームページ(http://www.jyukou.go.jp/)上で同調査結果を公表している。
他項目の調査結果および詳細については、上記ホームページを参照のこと。