不動産ニュース / 調査・統計データ

2001/10/29

首都圏中古マンション価格の定点観測、下落基調で推移

 東急リバブル(株)は、半期ごとに行なっている「首都圏中古マンション定点観測」(2001年4月~2001年9月期)の結果を発表した。

 それによると、対前期比変動率は1.9%下落(前回調査では4.5%の下落)し、対前年比変動率は5.6%の下落(前回調査では6.8%の下落)となった。
 下落幅が前期比より縮小してきたものの、30団地中20団地で最安値を更新するなど、郊外の高額価格帯の中古マンションが、周辺の中古マンション市場の影響を受け、一次所得者が求めやすい2,000~3,000万円台まで収束している。また、株価低迷や世界同時不況への懸念などによる景気不安等の原因により、低金利、低価格、ローン減税等住宅取得のための好条件がそろっているにもかかわらず市況回復の兆しは見えにくく、今後もしばらくは下落基調で推移していくものと見られる。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆