三菱地所ホーム(株)は、システム化自由設計の戸建て住宅「ANY-NX(エニィ・エヌエックス)」を販売開始した。
「NX」はnext=「次の、次世代の」という意味で、同商品は住宅金融公庫の「次世代省エネ基準」(IV地域)の断熱性能に対応しているほか、住宅性能表示制度の「構造の安定」項目において最高ランクの耐震等級3を標準仕様にするなど、長期居住を実現するための設備・性能を随所に採り入れている。
なお、ベースプランは100パターンが用意され、外観デザインも3~5タイプより選択が可能、ライフスタイルの変化にフレキシブルに対応するため、子供部屋に可動間仕切り収納やキッチンの食品庫などを標準装備している。
また、カタログには画像のほとんどを臨場感あふれる3DCG(3次元コンピューターグラフィック)で表現した「CD-ROMカタログ」を作成、従来の印刷カタログでは表現が難しかった間取りや収納スペース・設備仕様・住宅性能などを立体表現させることにより、リアリティのあるバーチャル体験が可能に、ウォークスルーで建物内の移動もできる。
価格は3.3平方メートル当たり386,000円からで、年間300棟の受注をめざす。