不動産ニュース / 開発・分譲

2001/11/8

大京、新築マンションでシックハウスの原因物質全11種類をクリア

 (株)大京は7日、アトピー・アレルギーなど化学物質過敏症患者が安心して住める、アレルギーフリー仕様のシックハウス対応マンションを全面展開するとし、2001年8月竣工の第1号物件「ライオンズヒルズ横濱寺尾」(横浜市鶴見区)において、11種類の有害化学物質(有害物質ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、パレジクロロベンゼン、エチルベンゼン、スチレン、テトラデカン、クロルピリホス、ダイアジノン、フタル酸ジ-n-ブチル、フタル酸ジ-2-エチルヘキシル)とTVOC(揮発性有機化合物総量)が厚生労働省の基準値を全項目大幅にクリアしたと発表した。

 環境ホルモンは微量であっても人体に悪影響を及ぼすため、同社ではシックハウス対策として原因物質を可能な限り使用しない「予防原則」の考えを基本とし、シックハウス対策住宅推進機構(神奈川県横浜市、後藤坂理事長)の協力を得て積極的に取り組んでいる。
 同物件における測定は、北里大学が母体である(財)北里環境科学センターにより、24時間換気システム作動時に広範囲で徹底的な調査を8月10日に行なったもの。新築分譲マンションで建物完成時に徹底調査を実施するとともに、測定結果が基準値を全てにおいてクリアしたのは業界初の試み。

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