不動産ニュース / 開発・分譲

2001/11/8

大京、「東京マスタープレイス」の購入者分析を発表

 (株)大京は6日、洋伸不動産(株)との共同事業マンション「東京マスタープレイス」(東京都大田区、総戸数434戸、2002年8月5日竣工予定)の購入者分析結果を明らかにした。

 同物件はJR京浜東北線「大森」駅徒歩12分、京浜急行「大森海岸」駅徒歩5分、同「平和島」駅徒歩9分という好立地に建設中のタワー型高層免震マンション(地下1階地上24階建て)で、2000年10月11日に着工し、全5期販売で全戸即日完売であった。
 同社が同物件購入者434人についての分析調査を行なったところ、「年齢帯」(平均41.1歳)は30歳~40歳未満が38%と最も多く、次いで40歳~50歳未満が25%、50歳以上が21%と年齢層は広範囲にわたっている。
 「年収」(平均756万円)は600万円~1,000万円が41%と最も多く、次いで400万円~600万円が36%で合わせて77%となるが、400万円未満も9%いた。
 「現在の居住形態」は賃貸マンション37%、分譲マンション17%、社宅・官舎13%、戸建9%で、持家がマンション・戸建て合わせて26%となった。
 「現在の住居」は43%が大田区で、以下品川区18%、世田谷区4%と続くが、地元大田区が圧倒的に多く、東京23区で79%と、いう結果となった。
 販売が好調に推移した理由について同社は、都心へのアクセスが良いことに加え、地震の揺れを1/2から1/3に抑える免震構造、ウルボン高強度鉄筋や高強度コンクリートの採用など基本スペックが備わった構造体であること、また、住宅金融公庫の大型融資付き物件で、一次取得者でも十分検討できる価格帯であることを挙げている。

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