(株)東急コミュニティーは、「2002年3月期中間決算」を発表した。
当期単体の売上高は414億500万円(前期比3.4%増)、営業利益は12億700万円(同10.6%増)、経常利益は13億2,600万円(同8.5%増)、当期純利益は7億1,000万円となった。
当期連結業績(対象7社)の売上高は434億1,600万円(前期比3.7%増)、営業利益は13億700万円(同18.9%増)、経常利益は14億5,600万円(同20.3%増)、当期純利益は77億7,000万円となった。
増益の理由として同社は、今年を「大胆な変革―チャレンジとスピードの年」と位置づけ、事業環境の変化に対応できる企業体質への改革に取り組むとともに、業務執行体制やシステム等の整備、見直しを行なうなど、新しい時代のコミュニティ形成への貢献へ向けた事業構造改革を推進してきたことをあげている。
通期見通しについては、景気の先行きに懸念しながらも、ITの活用による全社的事業構造の再構築を推進し、環境、少子高齢化、危機管理等に対応した商品開発、提案活動への積極的な取り組みによって、顧客信頼性の確保と生産性の向上を図り、企業体質の強化と収益力の向上に努めていくとし、単体で売上高849億円、経常利益27億8,000万円、純利益15億1,000万円、連結で売上高889億円、経常利益29億5,000万円、純利益16億円を見込むとしている。