大成建設(株)は、「2002年3月期中間決算短信」を発表した。
当期単体の売上高は5,260億3,600万円(前期比8.0%増)、営業利益は119億300万円(同94.9%増)、経常利益は95億600万円(同66.3%増)、当期純利益は▲508億8,400万円となった。
当期連結業績(対象54社)の売上高は7,143億5,700万円(前期比8.5%増)、営業利益は128億5,000万円(同416.0%増)、経常利益は85億2,600万円、当期純利益は▲480億2,400万円となった。
同社は増益の理由として、「新経営計画」に則り、CS行動の徹底と技術提案力の強化、コスト競争力を活かした新規顧客の開拓など積極的に取り組んだことをあげている。また、建設事業における販売管理費の削減や、開発事業における不動産販売が好調だったことなどによるものとしている。
通期見通しについては、当初業績予想どおり連結で売上高1兆6,600億円、経常利益は有楽土地(株)の業績上方修正などにより470億円を見込む。