(株)長谷工コーポレーションは、「2002年3月期中間決算短信」を発表した。
当期単体の売上高は1,789億7,200万円(前期比63.9%増)、営業利益は81億6,500万円(同77.0%増)、経常利益は66億9,400万円(同97.7%増)、当期純利益は10億2,200万円となった。
当期連結業績(対象22社)の売上高は2,268億1,200万円(前期比46.4%増)、営業利益は118億円(同50.8%増)、経常利益は74億8,600万円(前期比132.9%増)、当期純利益は34億9,800万円となった。
増益の理由として同社は、販売戦略等の努力もあり、土地情報収集力の強化、土地情報入手からプラン作成、設計、着工までのスピードアップをはかるとともに、購入者等へ提案型の営業活動を積極的に展開したことをあげている。また、住宅ローン減税対象物件の竣工引渡が集中したことや、ビル管理業においては東京ディズニーシーのホテルなど、大型物件の受託も大幅な増収につながった。
通期見通しについては、マンション事業に関するトータルプロデュース力の強化と、「戦略事業」の確立により本業利益を確保し財務体質の改善に取り組むとし、連結で売上高4,500億円、営業利益220億円、経常利益110億円、当期純利益は15億円を見込んでいる。