大和ハウス工業(株)は3日、同社と関係会社の役員・人事異動および機構改革について明らかにした。
それによると、同社の研究開発子会社である(株)大和総合技術研究所(奈良市、東郷猛社長)を12月1日付で吸収合併し、同研究所の機能を本社技術本部に移管、「技術本部総合技術研究所」として新生スタートする。
なお、同研究所は研究対象をグループ全体に拡大するため、今年4月1日に本体から分社したばかりであったが、これについて、大和ハウス工業では「景気低迷の長期化により一層厳しさが増す住宅市場に対応するには、地域密着営業の強化が必要。今後は営業部門・商品開発部門・研究部門が緊密な連携を取る必要があると判断した」としている。