森トラスト(株)は、城山ヒルズの新街区に、大規模複合ビル「城山MTビル・城山MTコート」(東京都港区)を11月30日に竣工したと発表した。
同ビルは、営団地下鉄「神谷町駅」から徒歩3分の城山ヒルズ正面向かい側に位置する地上12階建て、延床面積16,776平方メートルの建物で、城山ヒルズ全体の都市機能向上にもとづいて計画されたもの。地上3~9階がオフィス、地上10~12階が住宅、地下1・2階が店舗の「職・住・憩」の複合ビルとして構成されているほか、敷地の前面道路(城山通り沿い)にはゆとりのある歩行者空間と緑地、低層部に飲食店や都心型スーパーマーケットが配置され、地域全体の利便性向上をも担うとしている。
なお、同物件は森トラストの次世代スタンダードのスペックを備えており、そのためテナントにはIT関連、不動産投資、法律事務所など外資系企業を中心に入居が決定しており、ほぼ満室稼動で竣工したと併せて発表した。