不動産ニュース / 開発・分譲

2001/12/6

ミサワリゾート、国家公務員共済組合連合会の保養施設を運営受託

 ミサワリゾート(株)は4日、国家公務員共済組合連合会(KKR)の保養施設運営業務を受託し、12月1日より運営を開始したと発表。

 受託物件は北海道の「KKR旭川 大雪荘」(2階建て、全26室)で、今締結は保養所宿泊施設の稼働率向上を希望するKKRと、新たな顧客層の拡大を進める同社の意向が合致したことによるもので、KKRの保養所を民間が運営受託するのは初めてのこと。
 なお、同社による運営は宿泊に関する業務のみで、従来のレストラン・宴会は廃止となった。そのため営業スタッフの少人数化が可能となり、利用料金1人1泊3,000円程度(素泊り料金)を実現することができた。
 また、収容人数の大きな部屋を一部活用し、滞在型保養ニーズに対応した「滞在型レンタル別荘(R&Sレンタル別荘)」の運営も併せて行なう。R&Sレンタル別荘は、リーズナブルに家族や仲間とリゾートを満喫したいというニーズに対応した商品で、1室4~5名程度が泊まれる部屋に1泊1万円程度のルームチャージ方式を採用。1週間単位の利用期間(2~3日単位の宿泊も対応可能)を想定し、滞在期間が長くなるほど1泊料金が割引になる料金体系を設定するというもの。
 今後同社では、会報誌やインターネットを利用して集客活動を行なうとともに、グループ内ホテルのノウハウを生かして独自の運営システムを構築し、新たな顧客開拓と同事業の拡大を図るとしている。

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