不動産ニュース / 開発・分譲

2001/12/14

【編集部取材】日本エスリード、「2002年3月期 中間決算」発表

 日本エスリード(株)は13日、「2002年3月期 中間決算短信」を発表した。

 当期単体業績の売上高は110億7,200万円(対前期比52.5%増)、営業利益は12億1,500万円(同139.1%増)、経常利益は11億2,700万円(同166.7%増)、中間純利益は6億3,100万円(同203.3%増)であった。
 当期連結業績(対象1社)の売上高は112億5,500万円(対前期比50.5%増)、営業利益は12億9,500万円(同124.8%増)、経常利益は12億700万円(同146.4%増)、中間純利益は6億7,800万円(同175.9%増)であった。
 長期の景気低迷が続く中、近畿圏におけるマンション販売は好調に推移しており、同社においても今期13棟474戸を供給しているが、いずれも創業以来の「完成在庫ゼロ」を堅持した。なお、近畿圏における「2000年度マンション供給ランキング」ではシェア率2.8%で第6位となったが、4年連続でトップ10入りしたのは同社を含め3社のみ。浮き沈みの激しい近畿圏では安定供給・販売が難しいといわれているが、いずれも供給物件は高品質でありながら好立地・低価格であり、「こうした業績が高く評価され、会社設立からわずか9年で東証一部上場を果たすことができた」と荒牧杉夫社長は述べた。
 なお、通期見通しとしては、マンション分譲事業における営業強化とアフターサービスの充実を図るとし、連結業績は売上高260億円、経常利益32億円、当期純利益18億5,000万円を見込むとともに、「完成在庫ゼロ」を継続させるとしている。

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