不動産ニュース / 開発・分譲

2001/12/14

三井不動産、新川崎三井ビルで「ISO14001」認証を取得

 三井不動産(株)は14日、新川崎三井ビルにおいて、環境マネジメントシステムの国際標準規格「ISO14001」認証を取得したと発表した。

 同ビルにおけるISOの認証取得は、同社単体としては初めてのこと。具体的には、廃棄物削減、省エネルギーの推進、グリーン調達の三項目を重点的に取り組みむほか、事故や災害の予防、大量の産業廃棄物発生、無駄なエネルギー消費を避けるよう注力していく。また特徴としては、(株)エム・エフ・ビルマネジメントや第一設備(株)など同社グループ会社と連携し同システムを構築した点。
 なお、三井不動産グループでは、2001年11月にグループ全体として、より積極的に環境問題に取り組むべく「三井不動産グループ環境方針」を策定。同社のマンション事業での「エコ仕様」標準化や、同社開発のリサイクルOA紙「都紙再生」の製品化などすでに実績をあげている。
 今後は、同ビルにおいてシステムの運用を徹底しながらも、継続的な業務改善、顧客サービス向上を図り、オフィスビルにおける環境汚染の防止などについてはグループ全体で取り組んでいく方針。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。