東京建物(株)は30日、PM(プロパティマネジメント)業務受託棟数が、11月までの1年間で85棟となったことを発表した。
内訳は、札幌2棟、関東地区39棟、関西地区4棟、九州地区40棟と全国に分散しており、受託物件のほとんどがオフィスビル。同社では、一昨年4月にPM業務の専門部門として「営業企画グループ」を設置するなど、PM業務受託に積極的に取り組んでおり、外資系企業から75棟を一括受託したケースもある。
同社の有するビル運営ノウハウと仲介機能を活用し、受託先からも高く評価されている同社では、外資系企業をはじめとして投資不動産取得意欲が高く、不動産経営の複雑化によりオーナー自主管理法式からPM業務を外部委託する傾向が増えるものと予測、このタイミングこそチャンスと捉え、今後も積極的にPM業務受託に取り組んでいく方針。