三井ホーム(株)は、共有空間と個室のつながりを見直し、くつろぎの場と作業ができる場が同居する住宅「L.T」を1月12日より発売する。
同住宅の「L.T」とはLive Togetherの頭文字を取り、家族と家と街のつながりを大切にしたいという意味を込めて名付けられた。個室と共有空間とのつながりを持たせ、言葉以外の視線や気配を含めた家族のコミュニケーションと個人の作業が同居できる共有空間を提案しており、共有空間には勉強や仕事、趣味などを行なうDo-Commonと、家族でくつろげる空間Be-Commonが設定されている。Do-CommonとBe-Commonはスキップフロアによる高低差や家具などにより、個人の空間の独立性を持ちながらコミュニケーションがとれる距離感を保ち、共有空間に対して開く室内窓の設定や、Do-Commonにより、個室から共有空間に積極的につなげるようにも提案している。
一方、外観は、建物を近隣や街並みの一つとして捉え、街並みに配慮したビルトインガレージや室内の気配を通りに伝える大きな窓、1階に全開できる掃出し型折れ戸のサッシの設定により室内外の一体感を高めるなど、調和を重視し、つながるデザインをめざしている。
販売エリアは沖縄を除く全国で、価格はさまざまな仕様グレードが設定可能。50坪タイプで坪単価54万円台からで、「hitハウジングパーク香椎」(福岡県福岡市)内にモデルハウスを設置。