不動産ニュース / 開発・分譲

2002/1/8

大成建設、常設ギャラリーで「ル・コルビュジエの石・れんが」展開催

ル・コルビュジエ「スイス学生会館」(撮影:玉置啓二)
ル・コルビュジエ「スイス学生会館」(撮影:玉置啓二)

 大成建設(株)は、1月15日から3月29日の間、同社内にあるギャルリー・タイセイにおいて展覧会「-ル・コルビュジエの石・れんが-<機械の美学>を超えて」を開催する。

 スイスの建築家ル・コルビュジエは、コンクリートの建築家と思われがちだが、実際には、れんがや石、木などの素材を使った建築作品を多数手がけている。それらの建築物は、多彩な表情を持っているが、今まで紹介される機会がまれであった。
 同展覧会では、さまざまな素材の組み合わせによって個性的なファサードを作ってみせたル・コルビュジエの業績を、機械を意識してツルっとした仕上げにこだわった1920年代、ぬくもりがあり、ざらりとした手触りの素材の視覚効果を楽しんだ30年代、彼ならではの表情を持つコンクリートの作品が発表される50年代へと、年代別に現れる変化を追って紹介する。詳細は以下のとおり。

会  期:1月15日(火)~3月29日(金) ※土日祝日は休廊
回廊時間:10:00~17:00
会  場:ギャルリー・タイセイ
     (新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル17階)
     TEL 03-5381-5510  
展示内容:写真(竣工時・現在)50点、図面、参考資料パネル、れんが・コンクリートの実物、ル・コルビュジエによる絵画作品(作風の変化が見られるもの)10点
取り上げる作品:
(スイス時代)ファレ邸
(1920年代) ペサックの集合住宅、サヴォア邸(煉瓦にプラスター塗り)
(1930年代) マンドロー夫人邸、マテの家、ポルト・モリトールの自宅アパート、ウイークエンドハウス、スイス学生会館
(1950年代) 煉瓦=デュヴァル織物工場、サラバイ邸、ジャウル邸/粗いコンクリート=マルセイユのユニテ、ラ・トゥーレットの修道院
(最晩年)  ル・コルビュジエ・センター

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。