不動産ニュース / 政策・制度

2002/1/9

東京都、11月期の「新設住宅着工統計」発表

 東京都住宅局は、平成13年11月期の「新設住宅着工統計」を発表した。

 それによると、11月の東京都内における新設住宅の着工戸数は対前年同月比9.2%増の13,661戸となり、3ヵ月ぶりの増加となった。
 利用関係別では、「持ち家」は1,752戸(対前年同月比▲10.2%)で10ヵ月連続の減少。このうち公的資金分は197戸で同▲50.4%と大幅な減少となり、民間資金分も1,475戸(同▲0.6%)と3ヵ月ぶりの減少となった。
 また、「貸家」は5,328戸(同49.0%増)と2ヵ月ぶりの増加となった。このうち公的資金分は785戸(同181.4%増)と大幅な増加をみせ、民間資金分においても4,405戸(同37.1%増)と2ヵ月ぶりに増加に転じた。
 「分譲住宅」は6,527戸(同▲5.1%)と3ヵ月連続の減少。このうち公的資金分は1,360戸(同14.8%増)と3ヵ月ぶりの増加となった。民間資金分は5,150戸(同▲8.2%)と2ヵ月連続の減少となった。また、このうち「マンション」は4,743戸(同▲8.9%)と3ヵ月連続の減少となったが、「戸建て住宅」は1,739戸(同11.8%増)と4ヵ月ぶりの増加となった。
 なお、地域別でみると、都心3区(中央区・千代田区・港区)において1,296戸(同▲23.8%)と4ヵ月連続の減少、区部においては9,581戸(同3.2%増)と2ヵ月ぶりの増加をみせ、同じく市部でも4,046戸(同26.7%増)と3ヵ月ぶりの増加という結果となった。

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