不動産ニュース / 開発・分譲

2002/1/15

森ビル、連担建築物設計制度適用のプロジェクト決定

 森ビル(株)は15日、東京都水道局との共同事業によるオフィス・住宅の複合用途ビル「(仮称)虎ノ門5丁目計画」(東京都港区)の推進を決定した。

 同プロジェクトでは、1998年の建築基準法改正により制度化された「連担建築物設計制度」を適用する。同制度は、連担する土地に容積率の移転を認めるなど容積率の規制を大幅に緩和したもので、同事業においては隣接する東京都水道局芝給水所の未利用容積を活用し、基準容積率1.5倍(約870%)の建物建築が可能となった。
 建物は、地上20階建て、延べ床面積約29.500平方メートルのオフィスと住宅からなる複合用途ビルを計画しており、2002年春に着工、2004年夏の竣工を予定している。
 なお、同社では同プロジェクトを既存公共施設の未利用容積の有効活用および地方公共団体財政にも寄与するモデルケースとなるプロジェクトと位置づけ、土地の高度・有効利用を図る開発手法として今度も活用していく方針。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆