不動産ニュース / ハウジング

2002/1/15

殖産住宅相互、民事再生手続開始の申立てを決議

 殖産住宅相互(株)は13日、同日開催の取締役会において、民事再生手続開始の申立てを行なうことを決議し、東京地方裁判所に申立てを行なったことを明らかにした。

 戸建て木造住宅を中心とした建築事業を展開してきた同社は、業界環境の悪化から長期にわたり業績が低迷。2000年3月期に抜本的なリストラ策を断行し一時は黒字に転じたものの、その後の受注競争激化により再び赤字に転落、今後の赤字累積増加と周辺への影響を回避するために自力再建を諦め、民事再生手続開始の申立てを行なうこととした。
 2001年11月末時点での負債総額は135億円。現在建築中の戸建住宅等については全戸完成させ引渡しを行なうとしているが、今後は新築住宅事業より撤退し、リフォーム事業、アフターメンテナンス事業、債権回収業務などに従事する方針。

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