スターツグループは21日、賃貸・分譲用不動産の仲介店舗「ピタットハウス」へのフランチャイズチェーン(FC)加盟希望社(者)向けに、「ピタットハウスFC実践セミナー『オフシーズン到来!他社に負けない賃貸仲介』セミナー」を開催した。
今回のセミナーには、首都圏を中心に、大阪や群馬などから約25名の参加者が集まり、同グループで不動産総合情報サイト事業を行なう(株)リアルジョブ代表取締役:寺本高廣氏と、FCディビジョンスーパーバイザー:鈴木商乃氏による講演が行なわれた。
ピタットハウスFCの特徴は、加盟店へのこまやかなサポート体制と基幹システム「RJ-1」。同システムは、ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)を利用した不動産管理システムで、インターネットを介して、同グループがこれまでに蓄積したノウハウを集結させたソフトを入手できる仕組み。また、加盟店の社員には徹底した教育を行ない、“ユーザーに夢を与えられる不動産店舗”というブランドイメージを定着させるなど、セミナーではピタットハウスFCシステムの戦略について語られた。
2001年8月のFC展開スタート以来、現在までにFC店は5店舗。直営店、FC店舗合わせてピタットハウスは全国で85店舗となっており、同社では2002年3月までにFC店は10店舗、5年後には全国に200店舗の「ピタットハウス」を誕生させる見込み。