不動産ニュース / 政策・制度

2002/1/30

住宅金融公庫、「平成12年度個人住宅規模規格等調査結果」を発表

 住宅金融公庫は29日、「平成12年度個人住宅規模規格等調査結果」を発表した。

 同調査は、平成12年度中に現場審査に合格した個人住宅の全件数を対象に、住宅の規模、構造、工法、建設費等に関して調査したもので、回答数は集計可能となった197,128戸。
 それによると、住宅面積の平均は141.3平方メートルで、前年度比▲0.4%とほぼ横這い傾向となった。敷地面積の平均は267.7平方メートルで、同▲0.3%とこちらも横這い傾向。
 建築工事費単価は、平均176,552円/平方メートルで、同▲0.9%。建築総工事費の平均は、2491.2万円で、同1.2%といずれもわずかに減少をみせた。
 バリアフリー住宅基準適合率(*1)は、61.1%と同4.1ポイント増、省エネルギー住宅基準適合率(*2)についても63.3%(同3.4ポイント増)という結果となり、関心の高さをうかがわせた。

(*1)基準金利適用住宅(バリアフリータイプ)またはバリアフリー住宅工事割増を利用した戸数の全戸数に占める割合
(*2)基準金利適用住宅(省エネルギータイプ)または省エネルギー住宅工事割増(一般型または次世代型)を利用した戸数の全戸数に占める割合

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