三菱地所(株)は21日、4月1日付の組織改正および人事異動を発表した。
組織改正は、ビル事業本部、資産開発運用部門、企画本部、管理本部内において、名称変更や部署の統廃合が行なわれる。そのうち大幅な組織変更となるビル事業本部では、「ビル統括部」の営業統括機能を「ビル営業部」に移管し、テナントサービス強化、業務効率化を図るべく「ビル管理営繕工事部」に、「丸の内開発企画部」を同地区以外の事業にも対応すべく「ビル開発企画部」になどの名称変更を行なう。また、「丸の内第1営業室」「同第2営業室」を統合し、「丸の内営業管理部」を新設。有楽町、大手町担当も丸の内同様に組織改正を行ない、同日付けで人事異動も行なう。
また、同日開催の取締役会において決議した代表取締役の異動についても発表。
現・代表取締役で専務取締役管理本部長の奥泉裕史氏、同専務取締役余暇事業部門担当の河野香氏から代表権をはずし、4月1日付けで取締役に異動。一方、同日付けで新たな代表取締役に、現・常務取締役住宅開発事業本部副本部長の森本淳之氏が就任し、専務取締役住宅開発事業本部長兼余暇事業部門担当となる。