不動産ニュース / 調査・統計データ

2002/2/21

アットホーム、1月の賃貸物件市場動向(首都圏)を発表

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は21日、首都圏における1月の賃貸物件の市場動向を発表した。

 同社への賃貸物件登録数は、居住用が49,631件(対前年同月比7.0%増)で8ヵ月連続のプラス、事業用は7,831件(同14.8%増)で11ヵ月連続プラスとなった。
 1平方メートルあたり登録賃料の首都圏平均は、マンションが2,460円(前月比▲0.4%、前年同月比0.0%)、アパートは2,010円(同▲1.0%、同▲1.5%)。1戸あたり登録賃料の首都圏平均では、マンションが10.85万円(同▲0.3%、同▲0.8%)、アパートは6.61万円(同▲1.2%、同▲1.9%)となった。
 居住用賃貸物件成約数は10,738件(前年同月比0.8%増)と1月では過去最高の結果となった。
 また、1平方メートルあたり成約賃料の首都圏平均は、マンションが2,520円(前年同月比▲4.9%)、アパートは2,140円(同▲4.9%)。1戸あたり成約賃料の首都圏平均では、マンションが9.55万円(同▲4.5%)、アパートは6.69万円(同▲2.6%)となった。

 また同日、同社のインターネットサイト「不動産総合情報サイトat home web」における首都圏の居住用賃貸物件の検索状況(1月)を発表した。

 それによると、ネット検索はシングル層を中心に利用され、アパート検索では過半数が1R、1K、1DKを希望している。また、住みたい沿線のトップは東急東横線、次いで東急田園都市線、山手線で、希望所要時間は「駅から10分以内」が最多となった。賃料指定のトップは「上限8万円」、次いで「上限10万円」となり、上限5~10万円の合計は、アパートが79.2%、マンションが67.4%、一戸建ては55.0%となった。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年9月号
アクティブシニアの最新住宅ニーズ!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。