不動産ニュース / 開発・分譲

2002/3/18

竹中工務店、「集合住宅音環境体感システム」を開発

 (株)竹中工務店は、住宅性能表示制度で定められている音環境性能についての要求基準の理解を目的に、音環境を等級ごとに再現し比較しながら体感できる「集合住宅音環境体感システム」を開発した。

 同システムは、隣家のピアノの音や電話の話し声といった空気伝搬音や、上階の足音や生活音などの床衝撃音、外部の交通騒音など集合住宅の音環境をシミュレートするというもの。シミュレートした結果は、合計6個のスピーカーを配置することで音環境の臨場感を表現する「DVD5.1チャンネルシステム」で実際に体感可能で、同社が独自に設定した「等級」性能により、等級別に相互比較をすることもできる。また、一般に広く普及しているDVDで再生できるため、どこでも誰でも「集合住宅の音環境性能」をメニューから選択し体感できるものとなっている。
 同社では、同システムを体感することで、マンションの音響性能を事前に正しく把握でき、販促や音のトラブル防止に役立つとし、設計事務所やディベロッパーに対してマンションのモデルルームに設置する等の活用方法を提案していく方針。

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