三洋電機(株)は28日、2001年12月に表明したクボタハウス(株)の株式譲渡に関し、3月25日に株式譲渡契約を締結したと発表。これにより、三洋電気グループとしての営業展開を図るため、4月1日付でクボタハウスを三洋ホームズ(株)(大阪市中央区、資本金30億円)に社名変更するととももに新たに発足させる。
これにより、新会社の三洋ホームズは三洋電機(株)の事業開発本部傘下のグループ会社として、(株)三洋エステート、(株)三洋ハウジングらとともに、同グループの住宅事業として本格展開を開始する。
なお、三洋ホームズの執行役員として、三洋電機・取締役専務の田中康典氏が代表取締役会長に、現クボタハウス・専務取締役の千々和國興(ちぢわくにおき)氏が代表取締役にそれぞれ就任する。スタート時の従業員は825名で、主にプレハブ住宅の開発、製造、販売を行なう。