(株)大京事業カンパニーは20日、「ライオンズマンション」購入者の動向調査を実施、その分析結果を発表した。
それによると、持ち家層がマンションを買い求めてきたこと、持ち家の買い替え層が増加してきた点で、以前調査とはマンション購入者層に大きな変化が現れたとしている。
その理由としては、マンションの基礎・構造・設備などを実際に現場で確認できる「現物・現場販売」方針の導入や、全物件に第3者機関による「住宅性能評価書」をつけるなど、品質性能にこだわった同社の提案する「品質ism」が浸透してきたこと。また、個人の金融資産層が動き出したこと、公庫廃止等の政策が買い換え需要を生んでいることなどをあげている。また同社では、都市再生による再開発事業の進行や、贈与税や相続税などの税制改正機運の高まりにより、今後についてもマンション市場は引き続き明るいものとしている。