不動産ニュース / 開発・分譲

2002/3/25

積水ハウス、「2002年1月期決算」発表

 積水ハウス(株)は22日、「2002年1月期決算短信」を発表した。

 当期単体業績の売上高は1兆1,188億9,800万円(対前期比▲5.5%)、営業利益は661億600万円(同▲22.6%)、経常利益は652億4,400万円(同▲16.6%)、当期純利益は▲919億1,800万円であった。
 当期連結業績(対象103社)の売上高は1兆3,054億6,800万円(対前期比▲4.3%)、営業利益は746億2,400万円(同▲22.3%)、経常利益は730億8,100万円(同▲17.4%)、当期純利益は▲903億3,100万円であった。
 当期経営成績について同社では、当期末に販売用不動産に計上されている物件につき、簿価と時価の乖離が著しいものについて評価損1,355億3,900万円を計上するなど、特別損失として合計2,340億400万円を計上することにより、連結当期純利益について大幅な欠損に至ったものとしている。
 また次期の業績見通しとしては、当期に行なったコストダウン努力および一層付加価値の高い商品の投入などの営業力強化により受注を拡大し、資産圧縮による収益体質の向上の効果をあげることで、単体で売上高1兆500億円、経常利益550億円、当期純利益335億円、連結で売上高1兆2,500億円、経常利益630億円、当期純利益350億円を見込んでいる。

 併せて同社では、同日開催の取締役会において、商法第210条の規定に基づき自己株式を買い受けることを決議したと発表。資本効率の向上を通じた長期的な株主利益の増進を図ることを目的に、同社普通株式7,000万株(上限)を取得する。取得価額の総額は700億円(上限)。
 また、資本準備金による自己株式の買入償却を行なうために2001年9月4日開催の取締役会決議に基づき行なってきた自己株式の買付けについて、同日をもって全て終了することを決定したことも、併せて発表している。なお、これまでに買い付けた株式総数は2,171万9,000株、取得総額は214億9,532万9,000円。

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