不動産ニュース / 調査・統計データ

2002/3/27

アットホーム、2月の売物件市場動向を発表(首都圏)

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)が27日に発表した、首都圏における2月の売物件の物件登録数、登録価格、成約数、成約価格は以下の通り。

 物件登録数は、中古マンションは2,045件で、前年同月比▲14.1%と15ヵ月連続のマイナス。一方、新築戸建は5,513件で、同14.0%増と24ヵ月連続のプラスとなった。
 首都圏平均の中古マンション登録価格は、1平方メートルあたり32.59万円、同▲6.6%と59ヵ月連続のマイナスとなり、3カ月連続で過去最低を記録した。1戸あたりの首都圏平均価格は1,997万円で、同▲5.7%と13ヵ月連続のマイナスとなった。
 居住用土地登録価格の首都圏平均は、同▲10.4%の1平方メートルあたり19.54万円で2カ月連続の過去最低を示した。戸建て住宅の登録価格数の首都圏平均は、新築で1戸あたり3,976万円(同▲9.6%)と下落し、3カ月連続の過去最低となった。中古についても3,434万円と同▲7.0%の下落となった。
 中古マンションの物件成約数は794件、同0.5%増となり、18カ月ぶりにプラスとなった。これは、ペイオフ解禁を控え、投資需要の多い東京23区の成約が伸びたことが大きな要因で、物件を価格帯別に見ても、1,000万円未満の低額物件が21.7%を占め過去最高となっている。
 新築戸建ての成約数は1,568件で、同28.3%増と19ヵ月連続のプラス。中古は603件で、同7.9%増と4ヵ月ぶりにプラスを示した。
 また首都圏平均の物件成約価格は、中古マンションでは1平方メートルあたり28.18万円で、同▲7.5%と23ヵ月連続の下落。1戸あたりは1,628万円、同▲12.7%と13ヵ月連続の下落となった。
 戸建て住宅の1戸あたりの首都圏平均物件成約価格は、新築で3,977万円、同▲4.8%と14ヵ月連続のマイナスとなった。中古は2,598万円(同▲4.3%)と5ヵ月連続のマイナスとなった。

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