森トラスト(株)を設立母体とする日本総合ファンド(株)(東京都港区、五味博司代表取締役社長)は1日、 不動産投資信託の投資法人である「日本総合トラスト投資法人」の上場に向け、本格的に始動開始したと発表。
日本総合ファンドでは、投資家に対する経営責任を明確にするため、代表取締役社長の五味氏をはじめ常務取締役全員および部長1名が同社に転籍した。こうしたケースは業界初の試みで、同社では「利益相反」「資産運用会社の独立性」などの課題に積極的に対応するとしている。
また、日本総合トラスト投資法人では投資用2物件を約80億円で取得したと併せて発表、500~700億円規模のREITで、今年度上期中の上場をめざす。