不動産ニュース / 開発・分譲

2002/4/5

藤和、ホームネットワークのフィールド試験にコンテンツを提供

 藤和不動産(株)は4日、総務省認可法人の通信・放送機構の委託を受け、日本電気(株)・(株)日立製作所・松下電送システム(株)の3社が(株)大林組の協力を得て現在東京都墨田区で推進中の「住宅の高度化に向けたホームネットワークのフィールド試験」において、同社独自のブロードバンドプロバイダサービス「With Net」をベースとしたコンテンツ提供を行なうとともに、コンテンツサービスの検証実験に参加すると発表した。

 同試験は、「次世代の住宅情報に関する技術の研究開発活動」の一環として、家庭において「インターネットを始めとした情報通信やデジタル放送などを統合化できるホームネットワークの実現」をめざし、大林組が運営・管理する高層マンション「リバーサイド墨田」(東京都墨田区)の居住者と、開発3社の社員宅など合わせて30戸のモニター家庭を対象に、2001年12月1日より約1年間の予定で行なわれている。
 モニター家庭にはホームネットワーク機器・ソフトウェア・最新パソコン・生活情報端末AV家電等が貸与され、実生活においてホームネットワークの信頼性や接続機器の互換性、提供コンテンツの有効性・実用性・使いやすさなどの実証を行ない、今後のホームネットワークの普及促進に役立てていくことを目的としている。
 藤和不動産では、マンション周辺の店舗や公共施設などの「地域情報コンテンツ」とアクティブカメラによる「動画配信」をメインに、マンション管理会社・組合からの情報や掲示板でのコミュニケーションを図る「管理系コンテンツ」、ニュースや天気予報、ホームページ探索に便利なリンク集などを有する「ポータル情報コンテンツ」など、多彩なコンテンツ提供を行なう予定。なお、すでに大林組の協力を得て作成した体験版の提供を本年3月より開始しており、今後本格的な提供に向け、同社では体験版の高機能(正式)版を現在開発中としている。

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