不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は18日、首都圏における3月の賃貸物件の市場動向を発表した。
同社への賃貸物件登録数は、居住用が54,005件(対前年同月比7.3%増)で10ヵ月連続のプラス、事業用は8,199件(同7.5%増)で13ヵ月連続プラスとなり、居住用、事業用ともに過去最高を示した。
1平方メートルあたり登録賃料の首都圏平均は、マンションが2,430円(前月比▲0.8%、前年同月比0.8%上昇)、アパートは2,000円(同1.0%上昇、同0.0%)となった。
1戸あたり登録賃料の首都圏平均では、マンションが11.04万円(同1.3%上昇、同0.0%)、アパートは6.63万円(同0.5%上昇、同▲2.1%)となった。
居住用賃貸物件成約数は、過去最高の22,421件(前年同月比7.6%増)を示し、4ヵ月連続の増加。エリア別では、東京23区を除く全エリアで過去最高を記録している。
また、1平方メートルあたり成約賃料の首都圏平均は、マンションが2,470円(前年同月比▲1.6%)、アパートは2,140円(同▲1.8%)。1戸あたり成約賃料の首都圏平均では、マンションが9.65万円(同▲2.0%)。アパートは6.43万円(同▲1.2%)で、過去最低を示した。