不動産総合情報サービスのアットホーム(株)が25日に発表した、首都圏における3月の売物件の物件登録数、登録価格、成約数、成約価格は以下の通り。
物件登録数は、中古マンションは2,130件で、前年同月比▲13.2%と16ヵ月連続のマイナスとなった。新築戸建ては5,675件で、同▲2.5%と25ヵ月ぶりにマイナスを記録した。
首都圏平均の中古マンション登録価格は、1平方メートルあたり33.25万円となり、同▲3.6%と60ヵ月連続のマイナスとなった。1戸あたりの首都圏平均価格は2,050万円で、同▲2.6%下落し14ヵ月連続のマイナスを示している。
居住用土地登録価格の首都圏平均は、1平方メートルあたり20.40万円でで、同0.2%上昇した。戸建て住宅の登録価格数の首都圏平均は、新築で1戸あたり3,929万円で同▲10.0%下落し、4ヵ月連続の過去最低を記録。中古についても3,410万円と同▲2.8%の下落となった。
中古マンションの物件成約数は915件、同▲8.5%となり、18カ月ぶりにプラスとなった前月から一転、再びマイナスに。
新築戸建ての成約数は1,557件で、同14.7%増と20ヵ月連続のプラス。中古は682件で、同▲14.2%と再びマイナスを示した。
また首都圏平均の物件成約価格は、中古マンションでは1平方メートルあたり28.81万円で、同▲7.5%と24ヵ月連続の下落。1戸あたりは1,693万円、同▲6.8%と14ヵ月連続の下落となった。
戸建て住宅の1戸あたりの首都圏平均物件成約価格は、新築で3,828万円、同▲7.6%と15ヵ月連続のマイナスとなったうえ、調査を開始した92年4月以来の過去最低を記録した。中古についても2,721万円(同▲2.5%)と6ヵ月連続のマイナスとなった。