不動産ニュース / 仲介・管理

2002/4/25

住宅のセキュリティを携帯電話でコントロール

 ITを活用した遠隔制御技術開発を行なう(株)シリウス技術研究所(京都市下京区、芦田祐記代表取締役)は、ホームセキュリティとホームオートメーションの機能を兼ね備えた住宅のセキュリティシステム「シリウス・ホームコントロールシステム」を開発、その販売を開始した。

 同システムは、インターネット上にある管理サーバーと住宅内の設備で構成するサービスで、利用者は自宅内のセキュリティ状況や各種機器の操作を携帯電話、PC、PDAといったモバイル端末で操作し、外出先から管理を行なうことができる。利用者は、モバイル端末からセキュリティ情報ページにアクセスするだけで、ドアの施錠・開錠やお風呂のお湯張り、エアコン・AV機器などの操作が可能。また、火事・ガス漏れ・侵入などの緊急時には、その情報をモバイル端末へ発信し利用者に警報する。なお、認証用ボタン型IDにより、モバイル端末以外での操作も可能で、子どもや高齢者であっても安心して利用することができる。
 価格は一戸あたり50万円程度で、同社では首都圏・関西圏の集合住宅を中心に販売活動を行ない、2002年度中に8,000戸の販売をめざす。

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エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。