住友林業(株)は25日、住宅金融公庫の次世代省エネ基準に対応する戸建て注文住宅の高断熱・高気密仕様である「エクセル仕様」を改訂したと発表した。
同社では、現在の主力商品である「GODAI」シリーズ等に採用しているマルチバランス工法に面材耐力壁を使用し、外壁・1階床・屋根直下の天井に高性能の断熱材を隙間なく充填することで、従来より高い断熱性・気密性を実現させた。
なお、同仕様を採用した場合、非採用の一般工法「GODAI」で比較するとモルタル仕様で3.3平方メートル当たり約25,000円、サイディング仕様で同約30,000円のコストアップとなるが、年間の冷暖房費の大幅削減が可能となる。
また、住宅金融公庫の「新省エネルギー基準」との比較では、熱損失量が51%軽減される(東京地区で比較)としている。